斯学
しがく
名詞
標準
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文例 · 用例
そしてその雪の降る時の天候や雪雲の高さまたは風向などによって結晶の形に如何なる相違があるかというような事を比較研究し、斯学の上に少なからぬ貢献をしたと称せられている。
— 寺田寅彦 『雪の話』 青空文庫
学位論文として著者が自信をもって提出するほどのものでなんらか斯学に貢献するポイントをもたないようなものは極めて稀であろうと思われるのである。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
こうした独断的否定はむしろ往々にしていわゆる斯学の権威と称せられまた自任する翰林院学者に多いのである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
また同台からは一隊の学者をアンデス山頂に派遣して火星の写真を撮らせたそうであるから、定めて有益な知識を斯学の上に齎す事であろう。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
近頃ここのルスツキーという動物学者の著わした『ロシアの蟻』と題する書のごときも斯学上有益なものだそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
自分は現在の物理学の概念をことごとく改造して従来よりもいっそう思考の経済上有利な体系ができうるかどうか到底想像する事はできないが、しかし少なくも物理学の従来の歴史から見て、斯学の発展と共に種々の概念が改造されあるいは新たに構成されまた改造されて来た事は事実である。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
自分にはこの二つの態度がいつまでも互いに別々に離れて相対しているという事が斯学の進歩に有利であろうとは思われない。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
近世欧米で民俗学大いに起こり、政府も箇人も熱心にこれに従事し、英国では昨年の政事始めに、斯学の大家ゴム氏に特に授爵されたり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
作例 · 標準
斯学を修める者は、深い洞察力と幅広い知識を持つべきだ。
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彼は斯学の第一人者として、多くの後進を指導してきた。
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「若いうちに斯学の基礎を固めておけば、将来きっと役立つだろう。」
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