詩学
しがく
名詞
標準
study of poetry
文例 · 用例
「調べ」とは西洋の詩学で言う「韻律」のことであり、言葉の抑揚節奏する音楽のことである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
即ちこの関係は、丁度「詩」という言語が、詩学の形式について言われる場合と、内容的に詩的精神を有するところの、一般について言われるのと同じである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そこで広い意味の哲学――即ち哲学的精神を有するもの――とは、すべて本質に於て主観を掲げ、何かの実在的なもの、もしくは普遍原理的なものに突入しようとする思想であって、例えばルッソオ、ゲーテ、ニイチェ、トルストイ等の詩学的人生評論の類が、みなこれに類している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
何故に我々は、今日尚アカデミックな詩学を有し、韻律学の煩瑣な拘束を持っているのか。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
叙事詩も抒情詩も、昔にあっては共にひとしく定形詩で、詩学の定める法則を遵守していたにかかわらず、概して叙事詩は形式主義の韻文で、押韻の法則が特別に厳重だった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
たとえば浪漫派や象徴派の詩人等は、概して自由主義の立場に居り、詩学上の煩瑣な拘束を嫌っていた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
すなわち彼等の新しい詩は、何よりも先ず情緒を重んじ、恋愛を讃美し、そして形式上には、古典詩学の窮屈な拍節本位に反対して、より自由でメロディアスな、内容本位のスイートな音律を創見した。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そして韻律の形式的な規約を無視し、詩学派の高蹈派と衝突した。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
アリストテレスの『詩学』は、西洋文学理論の古典として読み継がれている。
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彼の講義は、詩学の奥深さを知る良い機会となった。
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現代詩学では、形式だけでなく、詩の社会的役割も重要な研究テーマとなっている。
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