禅院
ぜんいん
名詞
標準
Zen temple
文例 · 用例
然し蒲生家の者は、其歌は賢秀の上を云ったのでは無く、賢秀の小舅の後藤末子に宗禅院という山法師があって、山法師の事だから兵仗にもたずさわった、其人の事だ、というのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
下風の謡が氏郷の父の賢秀の上を笑ったのであろうとも、一族の山法師の崇禅院の事を云ったのであろうとも、何でも差支無いと同じく、深く論ずるに値せぬ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
)一と先高倉五条下る処曹洞派禅院宗仙寺へ御棺御移申上。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
茶室の簡素清浄は禅院の競いからおこったものである。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
禅院は他の宗派のものと異なってただ僧の住所として作られている。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
が、さらにここに付言してよかろうと思われることは禅院の仏壇は、床の間――絵や花を置いて客を教化する日本間の上座――の原型であったということである。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
禅院のそとの高松水色に霙けぶりて海遠く鳴る 禅院は鎌倉の円覚寺を斥し、それは作者が好んで訪れ、又故寛先生の忌日なども大抵はここで行はれた因縁の深い寺院である、それを病床で空想に描いた歌で、この海もまた作者に最も親しい海である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
大本山と呼ばれる様な大きな禅院では毎早朝一山の僧侶総出の勤行があり、さうして大抵は大般若経転読の行持も一枚挾まる様だ。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
作例 · 標準
山奥にある静かな禅院で、三日間の坐禅修行に参加した。
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その禅院は、見事な枯山水の庭園があることで広く知られている。
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禅院の鐘の音が夕暮れの街に響き渡り、人々の心に安らぎを与えた。
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