異宗
いしゅう
名詞
標準
different religion or sect
文例 · 用例
第一の人 何ぞ珍らしい異宗の祭典と見えるよな。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
硯友社の異宗門たる私は『我楽多文庫』の前世紀の歴史については何も知らないが、第一号の思案の巻頭の辞に由ると、五カ年以前狂文の羽檄を四方に飛ばして同好の勇士を狩集めとあるから、私が初めて絵双紙屋の店先きで巨頭の青年思案外史の博覧に驚かされた頃には最早成立していたのだ。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
その上に三唖が頻繁に出入したのが社外の異宗門だったので、終には謀叛人扱いされて棄てられてしまった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
元来政治の主義・針路を殊にするは、異宗旨の如きものにして、たとえば今、法華宗の僧侶が衆人に向いて、念仏を唱うるなかれというのみにて、あえて自家の題目を唱えよと勧むるには非ざるも、その念仏を禁ずるの際に、法華宗に教化せんとするの意味は十分に見るべきが如し。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
世界の大國で、しかも久しく名譽の孤立を守つて居つた英國が、異人種異宗教の日本と同盟を結んだことは、隨分當時の世間を驚かしたものである。
— 桑原隲藏 『東洋史上より觀たる明治時代の發展』 青空文庫
そこで俄に私へ学校係の外異宗徒取扱係という兼務を命ぜられた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
日蓮も愛のために、親にそむき、師にそむき、異宗と闘った。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
そういう彼とても、ただ漫然と異宗教の蔓延を憂いているというではない。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代には、幕府が一定の異宗の信仰を制限し、社会秩序の維持を図った。
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現代社会では、異なる異宗間の対話が平和構築のために重要視されている。
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この研究では、中世ヨーロッパにおける異宗間の文化交流の実態を分析する。
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地域社会における異宗間の調和を促進するためのイベントが開催された。
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