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遠流

おんる異読 えんる
名詞
1
標準
banishment (to a location far from the capital)
文例 · 用例
嚢陽累歳孤城に因る湖山に豢養して出征せず識らず咽喉形勢の地公田|枉げて自ら蒼生を害す 秋壑は怒って誹謗者を遠流に処した。
田中貢太郎 緑衣人伝 青空文庫
家の職を奪われ、あるいは遠流の身となっては、再び悪魔調伏の祈祷を試むる便宜もない。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
名を聞くさえも恐ろしい鬼界ケ島へ遠流――年の若い彼はさすがにぞっとした。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
名を聞くさえも恐ろしい鬼界ヶ島へ遠流――年の若い彼はさすがにぞっとした。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
(赦文を読む)重科|遠流を免ず。
倉田百三 俊寛 青空文庫
そうして子息|藤十郎以下七人は、同年七月二十日、礫刑に処せられ、召使の者等も死罪やら遠流やら……」「そう承わると、黄金埋蔵は、本当に相違御座りませぬな」「三増峠の老人よりは、勿論印籠を譲られたので、二重底を探って切図は得た。
江見水蔭 怪異黒姫おろし 青空文庫
賊盜律を見ても、謀殺期親尊長(伯叔父母・兄※)の罰は遠流で、『唐律』の斬に比すると二等輕い。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
この流刑は日本の方でも採用されましたが、ただ王朝の律では二千里、二千五百里とせずに、近流・中流・遠流の三種になつて居る點が違ふのであります。
桑原隲藏 支那の古代法律 青空文庫