帰京
ききょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #35089 · 青空 713 例
標準
returning (home) to Tokyo
文例 · 用例
」 右は一千九百三十二年四月、三造京都大学を卒へて帰京して間もなくの頃、その頃三造の友人であり、今は亡き無邪気な男の死後発見された紙片の抜粋である。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
卒業後長崎三菱造船所に入って実地の修業をした後、三十四年に帰京して大学院に入り、同時に母校の講師となった。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
七月二十一日にいったん帰京した。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
秋の野分しば/\して、睡られぬ長き夜の、且つ朝寒く――インキの香の、じつと身に沁む新聞に――名門のお嬢さん、洋画家の夫人なれば――衣絵さんの(もう其の時は帰京して居た)重態が、玉の簾を吹ちぎり、金屏風を倒すばかり、嵐の如く世に響いた。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
――これは帰京早々お訪ねに預かつた緑蝶夫人の問に答へたのであるが――実は子の口の宿が洋燈だつたので、近頃余程珍しかつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
七月末に一度帰京してちょうど二週間たって再び行って見て驚いたのはあひるのひなの生長の早いことであった。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
時候がちがうのか、それとも実が実として存在する期間が短く、実がなるや否や爆裂して木っ葉みじんになるためなのか、どうか、よく確かめようと思っているうちに帰京の期が迫って果たさなかった。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
十時過ぎの汽車で帰京しようとして沓掛駅で待ち合わせていたら、今浅間からおりて来たらしい学生をつかまえて駅員が爆発当時の模様を聞き取っていた。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
作例 · 標準
福岡での長期出張を無事に終え、明日の最終便で帰京する予定を立てた。
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「やっと帰京できた。やっぱりこの街の喧騒の中にいる方が、自分にはしっくりくるよ」
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休暇を実家でゆったり過ごした彼は、名残惜しそうに新幹線のホームで帰京の途についた。
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