家作
かさく
名詞
標準
house for rent
文例 · 用例
食べる方は引受けるから、君、思う存分にやってみちゃどうだね」 こうして、柚木は蒔田の店から、小そのが持っている家作の一つに移った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
家作の修理などを執事がすすめてもなかなか受入れなかった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
古くからある普通の鮨屋だが、商売不振で、先代の持主は看板ごと家作をともよの両親に譲って、店もだんだん行き立って来た。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
女房のお新は二十七歳、小僧の寅次は十五歳で、一家はこの夫婦と小僧との三人暮らしであるが、親ゆずりの家作三軒を持っていて、店は小さいが内証は苦しくない。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
何代か前の先祖は炭屋をしていたとかいうので、世間では今でも炭団伊勢屋といっているんですが、地所|家作は持っていて、身上はなかなかいいという評判です。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
………世の苦勞があるから、偶時にア亡くなツた人のことも思はないじやないけども正直家作でも少しあツたら、此うしてゐた方が幾ら氣|樂だか知れやしない。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
彼女は松島と同じ家中の士族の家に産まれ、松島の従兄に嫁いだとき、容色もよくなかったところから、相当の分け前を父からもらい、良人が死んでから、株券や家作や何かのその遺産と合流し、一人娘と春日町あたりに、花を生けたり、お茶を立てたり、俳句をひねったりして、長閑に暮らしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
馬喰町といっても彼女の片着いたのは士階級で、土地や家作で裕福に暮らしており、民子の良人も学校出であったところから予備少尉として軍籍にあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
駅前の不動産屋には、新しい家作の情報が貼り出されていた。
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祖父が残した広い土地に、賃貸用の家作を何軒か建てる計画が持ち上がった。
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このあたりの家作は築年数が古いけれど、家賃が手頃なので人気がある。
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標準
building a house
作例 · 標準
長年の夢だった自分の家作に、彼は日々打ち込んでいる。
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大工たちは、依頼主の要望に応えるべく、暑い日差しの中、家作に精を出していた。
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彼は退職後、故郷に戻って自らの手で家作を始め、地域の話題となった。
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