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自宅

じたく
名詞頻度ランク #1930 · 青空 1749
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標準
one's home
文例 · 用例
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
太宰治 佳日 青空文庫
大抵の者が彼を自宅に訪問すると尠くとも前よりはズツと彼を好きになつた。
中原中也 校長 青空文庫
別に、それだからといつて彼は自宅では態度を変へるわけではなかつた。
中原中也 校長 青空文庫
その以前から長姉の片付いていたB家が三軒置いた隣りにあって、そこには自分より一つ年上の甥が居たから、自分の幼時の多くの記憶はこの姉の家と自宅との間の往復につながっている。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
松魚の刺身のつまに生のにんにくをかりかり齧じっているのを見て驚歎した自分は、自宅や親類の人達がどうしてにんにくを喰わないかと思って母に聞いたら、あれを食うと便所が臭くなるからいけないと云うことであった。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
自宅では勉強が出来ないので円行寺橋の袂にあった老人夫婦の家の静かな座敷を借りて下宿していた。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
病院から引取って形ばかりでも葬式をすませ、妹と姪とを自宅に引取るまでの苦労を今更のように思い浮べてみる。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
ずらりと家の中を見廻して、暮しに不自由そうな部分を憶えて置いて、あとで自宅のものの誰かに運ばせた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫