家主
やぬし異読 いえぬし・いえあるじ
名詞頻度ランク #19138 · 青空 1219 例
標準
landlord
文例 · 用例
今度の此の家だつて、後で叔母の云ふ所によると、信者が家主であるさうで、その家主老夫婦が自分達の隠居のために建てたんださうで、値段に比べたら却々立派な家である。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
下ろして「これはどうしますか」と訊くと、一応家主さんに届ける、家主さんは信者だから家主さんのではないが、家主さん隠居夫婦が此の家を出た後半年ばかりゐたといふ人達のものだから、家主さんからその人達に渡して貰らふ。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
附近一帯の水涸れで、工面のいい家は、どん/\井戸を掘り下げたり、水道を引いたりして、文字通り「涼しい顔」をしてゐられるのであるが、この埃の溜つた井戸の使用者は借家人であり、その家主は、前代は財布の紐で首でも吊つたんではないか、と疑はざるを得ない吝ん坊なのである。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
「井戸から水が出ない」 と借家人が云ふと、「お天陽様のやる事は、家主が責任を負ふ訳には行かない」 と、この家主の老人は、舌さへ動かし惜しみつゝ答へる。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
「それでも隣の家の井戸からは、フンダンに水が出るが」 と云ふと、「わしは、その隣の井戸を覗いた訳ではない」 酒屋の景品券じやあるまいし、この因業家主は店子を「焙り出す」心算でゐるのだ。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
母親よりも家主が悪い。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
家主よりも税制がよくないのである。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
家主も、世智辛くなつたと見えて、空家の分割貸しを始めやがつた。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
作例 · 標準
アパートの家主は、いつも優しく住民の相談に乗ってくれる。
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家主に連絡して、水漏れの修理をお願いした。
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契約更新の時期なので、家主と話し合う必要がある。
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標準
house owner
作例 · 標準
この豪邸の家主は、有名な実業家だと聞いている。
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自らが家主となり、理想の家を建てるのが彼の夢だった。
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家主が変わったことで、管理方針も一新された。
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