篶
すず
名詞頻度ランク #30543 · 青空 10 例
標準
Sasamorpha borealis (species of bamboo grass unique to Japan)
文例 · 用例
今は登校の準備もととのい、しばらくぶりで、大木の話も聞き、幾分心にくつろぎができたところから、にわかにみ篶子の事を思うようになったのである。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
帰る道々み篶子の事ばかり思いつつ帰って来た。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
み篶子は矢野が父の友人の娘で今年まだ十六にしかならない。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
矢野が大学を卒業すれば、み篶子が矢野に嫁するということは、誰が話すともなくきまっている。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
み篶子は心が若くてまだとりとめた恋心もないらしいが、矢野は深くみ篶子を愛している。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
元来矢野は意志の力が強く天品詩人的な男だから、浮薄な名誉心などに動かされる質ではないけれど、み篶子ゆえには世俗的の名誉も求めねばならないような気がしているのも事実である。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
み篶子という人がなかったらば、矢野は平気で一年休学したかも知れなかった。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
み篶子も絵はがきを送ってきた。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
作例 · 標準
標高の高い山地には、篶が密集して生えている場所がある。
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篶の葉は細長く、冬の厳しい寒さにも耐える強さを持っている。
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この地方では、古くから篶を加工して日用品を作ってきた。
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標準
shoots of this plant
作例 · 標準
春になると、竹林の地面から柔らかい篶の芽が顔を出す。
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採りたての篶をアク抜きして、炊き込みご飯の具にする。
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篶の若芽は香りが良く、季節の味覚として重宝される。
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