背
せい
名詞頻度ランク #4552 · 青空 10728 例
標準
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文例 · 用例
今日も彼は紺の背広を着て熊のやうにしづ/\と南国の夏の町を歩いてゐるのであらう。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
見よやわが十指は晶結し背にくりいむは瀧とながるるごとししきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ胴體をもつてちひさなる十字を追へば樹木はいつさいに※轉し都は左にはげしく傾倒す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
黒のサージの背広を着て、テカテカに光るネクタイを締めてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
ふと私は友の背後に立つ二つの黒い投影を見て驚いた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
恐らくに私自身の背後にもまた、その同じ二つの投影を見たことであらう。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
その寺は庭が広く、背後に老杉の茂った林があったので、彼の瞑想的な散歩に最も好ましい所であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
度々のことで面倒だから、今度から止めにして、先へ勝手に寝ることにしろと何度も言うが、妻は婦道に背くと言い、なかなか承知しないので困っている云々(大意)と。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それで学校に式のある時など、他の教師は皆礼服で列席するのに、ヘルンは一張羅の背広で押し通していた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は背の高いモデルで、ランウェイを堂々と歩いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
子供の頃、よく弟と背比べをして、どっちが高いか競ったものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の背丈は私よりもずっと高く、見上げるような存在だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
背(せ) 「背」という漢字は音符の「北」と意符の「肉」を合わせた形声文字で、「背中」を意味する単語を表記する。この文字を「そむく」を意味する単語に当てるのは仮借による。なお、「背中」を意味する単語にはもともと「人」の背中の部分に丸印を加えた指事文字が使われていたが、「そむく」の単語も同じ文字で表記するようになったことから、「背」の文字が新しく作られた。しかし結局「そむく」の単語も「背」字で表記するようになり、初期の指事文字は廃れた。 動物の体で、地面に向いている面とは反対の側。 背中 - 人体で、上記の動物の部分に対応するところ。つまり頸部(首)から臀部(尻)までの間の面。 (動物の体とのアナロジー、見立てで)山の尾根。 背のたけ。身長。「せい」とも。 背表紙 - 書物の綴じの部分。「装丁」も参照。
出典: 背 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0