背格好
せいかっこう異読 せかっこう
名詞
標準
stature
文例 · 用例
お安はそのころ十九の若い女で、すぐれた美人というのではないが、目鼻立ちの整った清らかな顔の持主で、背格好も肉付きもまず普通であった。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
背は六フィート以上、壮年、背格好の割に足は小さい。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
背格好といい、髷の形といい、小刻みな歩きぶりといい、……あの女に違いなかった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
うす暗いのでその顔はよく見えなかったが、その背格好をうかがって僕はすぐに覚った。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
その理由は、結婚のいとなみに際し、彼の器官や精力が、さきに彼女が彼の背格好や美や若さや敏捷さを見ていだいた希望に、十分応ずるところがなく、ひどく幻滅を感じたからというのである)。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
俺の背格好を教えてくれたのか」 とビンセントが少年に言うのが聞こえた。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
ところが、岡田の死体が発見されたのは、死後十日以上たっていて、ただ、着物や持物、年配、背格好などの一致で、単純に、それを極められてしまったに過ぎません」「ホウ、すると、顔などは、もう皮膚がくずれていたのですね」 明智は膝に手をついて、ちょっと身体を乗り出す様にした。
— 江戸川乱歩 『吸血鬼』 青空文庫
背格好といい着ている着物のがらまで、これほどもよく似た者がまちがえも騙されもせずに、ある者とは親しくまたある者とはやや冷淡に、時々は闘争までするというのが不審に堪えなかった。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
作例 · 標準
犯人の背格好は、身長170センチくらいで細身の男性だったそうです。
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霧の中で、誰かが歩いてくる背格好が見えたが、顔までは分からなかった。
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その子は後ろ姿の背格好が父親にそっくりで、遠くからでもすぐに分かった。
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