体面
たいめん
名詞頻度ランク #40858 · 青空 362 例
標準
honour
文例 · 用例
しかしそれではあまり体面に関するので、夫人が是非フロックコートを新調するようにすすめたが、頑として中々きかない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
いまになって彼は恋の力持ちが辛うじて同志の体面を維持していたことを知るのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
しかし黄銅の場合にこの種の単分子皮膜が固体面に沿うて自由に伸展し、吸着した湿気やガスを駆逐しつつ裂罅を埋めるかどうかは実験しなければ確かなことはわからない。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
尠くともお酒が這入つてゐれば、淡白といふか愚かといふか、人が体面を慮つて遠慮するていのことくらゐは、ても眼中にないのである。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
地面の上で密会なんざ、立山と神通川とあって存する富山の体面を汚すじゃから、引摺出した。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
自己及び家族の必要以外、所謂義理とか体面とかの為に金銭を費すは処世の道に非ず、例へば食事時分に来客のありし時など、何も来客に食事を与ふる義務なし、自分だけ飯を喰つて用件を聴けば足れり。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
と空嘯いて毛脛の蚊をびしゃりと叩く憎体面。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
なおかつ今度は貧民に容易ならざる汚辱を蒙り、大に貴婦人社会の体面を傷けたれば、この際|屹と決心する処なかるべからずと、綾子が檄を飛ばせるなりき。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
彼は面目を失い、彼の「体面」はスキャンダルによってひどく傷ついた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
自身の「体面」を保つことは、多くのアジア文化において重要です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は家族の「体面」を守るために、大きな威厳を持って行動しました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite