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幽々

ゆうゆう
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #39390 · 青空 0
1
標準
deep
文例 · 用例
惨々幽々、なにか霊壇を吹き旋る形なきものが鬼哭してでもいるようだ……「あっ!
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
友人の話であるが、百貨店の食堂へはいって食卓を見回し、だれかの食い残した皿が見つかると、そこへゆうゆうとすわり込んで、残肴をきれいに食ってしまって、そうして、ニコニコしながら帰って行くという人もあるそうである。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
・しらなみ、ゆうゆうと汽船がとほる 波音の霽れてくるつく/\ぼうし 九月三日六時まへに帰庵、さつそく水をくみ、火を焚き夕餉の支度をする。
大田から下関 行乞記 青空文庫
吹き分けられるように、敵陣の一角が乱れたところを、猩々緋の武者は鎗をつけたかと思うと、早くも三、四人の端武者を、突き伏せて、またゆうゆうと味方の陣へ引き返した。
菊池寛 青空文庫
鱶はつい近くまで来てもいっこう気がつかないようなふうでゆうゆうと泳いで行く。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
」 それから二分ののち参事官は、ゆうゆうと辻馬車のなかにすわって、クリスティアンス ハウンのじぶんの家のほうへはこばれていきました。
LYKKENS KALOSKER 幸福のうわおいぐつ 青空文庫
ゆうゆうと月にうそぶいてから(右近の馬場が恋しくなった。
菊池寛 大力物語 青空文庫
細工はりゅうりゅうだから、あごひげでも抜いて待ってらっしゃい」 わかればなかなかに伝六もうれしいやつで、骨身をおしまず韋駄天に遠藤屋敷をめがけて駆けだしたものでしたから、右門ももはや五分どおり事のなったものと考えまして、ゆうゆうねそべりながら、伝六の報告を待ちました。
笛の秘密 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
幽々とした洞窟の奥には、神秘的な世界が広がっていた。
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幽々たる闇の中、彼は一人で歩き続けた。
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その寺院には、幽々とした静寂が満ちていた。
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