偕楽
かいらく
名詞
標準
enjoying oneself with others
文例 · 用例
僕は東京へ来て、八丁堀の偕楽園や、神田の会芳楼などで、先輩から、所謂支那料理を饗応された事がありますが、僕は生れてはじめて、あんなおいしいごちそうを食べました。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
向上の志は止む時なく、街で開かれる展覧会や、講演会や、偕楽座にかかる都の芝居などの機会を逃がすようなことはなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
が夏に入ると鴈治郎が来て偕楽座に芝居がかかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
翌る日の夕方、まだ昼の光の流れている偕楽座の平土間に私は伯母と姉と三人並んで鴈治郎の芝居を見ていた。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
偕楽園で皆賑やかに喋っている。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
十二時頃から墓前祭をして、家へかえって又祭をして、五時すぎ偕楽園にゆく。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
偕楽園五月二十二日(土曜)『文化評論』「今日の文学に求められているヒューマニスム」十一枚 大掃除。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
一月十九日(月曜) 久しぶりにて、金子茂、河崎なつ、石本、新妻氏等と一緒に偕楽園で食事をし、かえりに林町にゆく。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫