製糸
せいし
名詞
標準
spinning
文例 · 用例
自分は昨年|塩山の停車場で、白ペンキ塗の広告板に、一の宮郷銘酒「白嶺」と読んで、これは「雪の白酒」ではあるまいか、さぞ芳烈な味がすることであろうと思った、また他で製糸所の看板に、白嶺社とあるのを見て、この社の糸の光には、天雪の輝きがあろう、衣に織ったらばさぞ、と考えたことがある。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
如何に鉄道が拡がっても製糸工場が増しても、まだまだそこらの山陰や川口にはこんな浴場はいくらも残っているだろう。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
普通な農作のほかに製茶製糸養蚕のごときものも、鉱業や近代的製造工業のごときものに比較すればやはり庭園的である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
あちこちに大きな瀬戸物の工場や製糸場ができました。
— 宮沢賢治 『虔十公園林』 青空文庫
この辺製糸工場が多いんです。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」 彼女は岡谷あたりの製糸家だという、大尽客の座敷へ出たことなどを憶い出していた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
とうとう、カラーは、製糸工場の箱の中へやってきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『カラー』 青空文庫
下宿と小路ひとつ距て製糸工場が在るのだ。
— 太宰治 『I can speak』 青空文庫
作例 · 標準
かつて富岡製糸場は、日本の近代化を支える主要な輸出産業の拠点として栄えた。
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熟練の工女たちが、繭から細い絹糸を解き出す製糸の作業に精を出している。
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伝統的な手作業による製糸は非常に手間がかかるが、機械には出せない風合いが生まれる。
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