痴
ち
名詞頻度ランク #28003 · 青空 590 例
標準
foolishness
文例 · 用例
」とやがてだんだん愚痴になる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
皆あなたのためです』と、さすがにヘルンも夫人に愚痴をこぼしている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
一つ牛込の瀬川さんを訪れて、私の愚痴を聞いてもらおうかと思った。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
愚痴つぽい観察が不可ないんだ。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
誠実たること――即ち愚痴つぽくないためには、敬虔なる感情を持し得るの必要、或は絶えず意識的なる自己葛藤が必要であらう。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
昭和四年同人雑誌「白痴群」を出す。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
凡そ子供つぽい痴愚が演ぜられる。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
然るにその後、勝太郎の「ハア小唄」になつてくると、もはや「酒は涙か」のロマネスクや青年性は失はれて、年増女の淫猥な情痴感や感傷性やが、大衆の卑俗趣味に迎合するやうになつて来た。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
作例 · 標準
彼の愚かな行動は、明らかな痴の表れだった。
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権力に目が眩み、分別を失った痴の姿は哀れだった。
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若気の至りとはいえ、あまりにも痴な選択だったと後悔している。
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標準
moha (ignorance, folly)
作例 · 標準
仏教における「貪瞋痴」(とんじんち)の「痴」は、無知や愚かさを指す。
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誤った情報に惑わされ、真実を見失うことは、まさに痴に陥ることだ。
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賢者は、自己の無知(痴)を自覚することから始まる悟りを目指す。
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