併科
へいか
名詞動詞-サ変
標準
concurrent sentences
文例 · 用例
橋を渡って向うへ通る、暗の晩の、榛の木の下あたり、蛍の数の宙へいかいことちらちらして、常夏の花の俤立つのが、貴方の顔のあたりじゃ、と目を瞑って、おめでたを祈りましたに……」 声も寂しゅう、「お寺の鐘が聞えました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
まわりを、深い掘割りにかこまれていて、へいから水ぎわまで、大きな大きなスカンポが、いっぱいしげっていました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『みにくいアヒルの子』 青空文庫
もう十日もたつたらノリさん、學校へいかれるかも知れない――と思ひながら家へ歸つて見ると、ノリ子さんにあげる筈のチユーリツプの蕾がゆすらうめのかげで綻びかけてゐました。
— 新美南吉 『チユーリツプ』 青空文庫
村中の人はこれはきつと、湖水の中におそろしい魔物がゐるのにちがひないと言つて、若ものたちに、一さい湖水のそばへいかないやうに、きびしく言ひきかせました。
— 鈴木三重吉 『湖水の鐘』 青空文庫
母親は、つゞけて二人の息子になくなられたので、三ばん目の息子には、お前だけはどうぞ湖水のそばへいかないでおくれと泣き/\たのみました。
— 鈴木三重吉 『湖水の鐘』 青空文庫
賭をしてもいいと思いますね」「モウソンの所へいかないって?
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
それからまた海をわたってむこうのうつくしい国へいかなければならない。
— DE VILDE SVANER 『野のはくちょう』 青空文庫
となりへいかんでもようございます。
— 伊藤左千夫 『告げ人』 青空文庫
作例 · 標準
被告人には、懲役三年に加え、罰金五十万円が併科された。
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悪質な違反行為に対しては、免許停止と反則金の併科が検討される。
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日本の法律では、特定の犯罪に対して懲役と罰金を併科することができる。
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ウィキペディア
併科(へいか)とは、「懲役・罰金の両方」など、2つ以上の刑罰を同時に課すことを指す。
出典: 併科 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0