出で立ち
いでたち
名詞頻度ランク #32237 · 青空 28 例
標準
dress
文例 · 用例
中の字を星形にした徽章のついた制帽を冠って、紺のめくらじまの袴をはき脚絆に草鞋がけ、それに久留米絣の綿入羽織という出で立ちであったと思う。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
何某講と染め抜いた揃いの手拭を冠った、盛装に草鞋ばきという珍しい出で立ちの婦人の賑やかに陽気な一群と同乗した。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
僕はズボン下に足袋裸足麦藁帽という出で立ち、民子は手指を佩いて股引も佩いてゆけと母が云うと、手指ばかり佩いて股引佩くのにぐずぐずしている。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
茶の道に押掛の客というも有るが、これが真個の押掛けで、もとより大鎧|罩手臑当の出で立ちの、射向けの袖に風を切って、長やかなる陣刀の鐺あたり散らして、寄付の席に居流れたのは、鴻門の会に樊※が駈込んで、怒眼を円に張って項王を睨んだにも勝ったろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
たださへも益良夫ごころ溢れ揺り抑へもあへぬを、見透かせば渦巻く霧の瑠璃雲の漂ひが上、数かぎりなき糠星の瓔珞の中、あなあはれ不尽の高嶺ぞ、今し今、一きは清き紫の朝よそほひに出で立ち立てれ。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
たださへも益良夫ごころ溢れ揺り抑へもあへぬを、見透かせば渦巻く霧の瑠璃雲の漂ひが上、数かぎりなき糠星の瓔珞の中、あなあはれ不尽の高嶺ぞ、白妙の不尽の高嶺ぞ、今し今、一きは清き紫の朝よそほひに出で立ち立てり。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
黄八丈のどてらの上に白縮緬の兵児帯、鳥打帽に白襟巻、それに赤皮の編上靴といふ全く独創的な出で立ちで本町の人通りを歩いて居ることもあつた。
— 寺田寅彦 『蓑田先生』 青空文庫
灰色のフラノのスーツに身を包み、パナマ帽という出で立ち。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は華やかな出で立ちでパーティー会場に現れた。
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旅人の出で立ちで、彼は静かに寺の門をくぐった。
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昔の貴族の出で立ちを再現した衣装展が開催されている。
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