私邸
してい
名詞
標準
private residence
文例 · 用例
いつか私邸に呼ばれたときにその自慢の豊富な書庫を見せてもらったことがあったが、その蔵書の一部が教授の死後、わが中央気象台に買取られて保存されている。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
探険家シャックルトンがベルリンへ来たときペンクの私邸に招かれ、その時自分も御相伴に呼ばれて行った。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
同教授にはかつてその本国で会ったことがあるばかりでなく、その実験室で北光に関する有名な真空放電の実験を見せてもらったり、その上に私邸に呼ばれてお茶のごちそうになったりしたことがあったので、すぐに昔の顔を再認することができたが、教授のほうではどうもあまりはっきりした記憶はないらしかった。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
それからまた熊本高等学校時代に英語を教わった人々、その中で自分などのように俳句をも教わったために先生の私邸に出入することのできた果報ものもある。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
それ以前とて会えば寒暄を叙する位の面識で、私邸を訪問したのも二、三度しかなかった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
井侯が陛下の行幸を鳥居坂の私邸に仰いで団十郎一座の劇を御覧に供したのは劇を賤視する従来の陋見を破って千万言の論文よりも芸術の位置を高める数倍の効果があった。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
日曜日には、御機嫌伺いと号して課長殿の私邸へ伺候し、囲碁のお相手をもすれば御私用をも達す。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
僕は決心を定めて、その夜雁金次席を私邸に訪い、退職の件を願いいでた。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
作例 · 標準
某IT企業の社長が、都内の一等地に豪華な私邸を建設した。
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彼の私邸には広大な庭園があり、週末には友人を招いてパーティーを開く。
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その歴史的建造物は、かつては高名な画家の私邸として使われていた。
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