掻く
かく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #4411 · 青空 3709 例
標準
to scratch
文例 · 用例
頭を掻くような恰好をした。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
思えば思うほどひとり壁立|万仭の高さに挺身して行こうとする娘の健気な姿が空中でまぼろしと浮び、娘の足掻く裳からはうら哀しい雫が翁の胸に滴って翁を苦しめた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
尤も種類によっては雄の足を脱離しなくってその代り雄は六本の足で相手を押さえ二本の足を外套膜の中に挿し込む、その時雌は呼吸を止められるから必死になって逃げ出そうと藻掻くそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
(F・O)○=(F・I)なりひらの宅 お小夜がなりひらに、T「さんざんサ」 とベソを掻く。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
倒されたおしまが、T「畜生、 吠え面掻くなッ」 ナニッと白倉。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
T「あなたがボンヤリして居るからこんな恥を掻くのです」 敬四郎済まん済まんと謝ってる。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
しばらく見ていると、その青蛙はきまったように後足を変なふうに曲げて、背中を掻く模ねをした。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
私の脛へひやりととまったり、両脚を挙げて腋の下を掻くような模ねをしたり手を摩りあわせたり、かと思うと弱よわしく飛び立っては絡み合ったりするのである。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
作例 · 標準
「痒い、痒い!背中、ちょっと掻いてくれない?」
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蚊に刺されたところを掻きむしったら、赤く腫れてきちゃった。
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猫が爪を研ごうとして、新しいソファをガリガリ掻いている。
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困ったとき、彼は決まって頭を掻きながら苦笑いをする癖がある。
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標準
to perspire
作例 · 標準
「ふぅ、暑い……。ちょっと動いただけで、びっしょり汗をかいちゃった」
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辛いカレーを食べたら、頭のてっぺんから汗をかいて止まらない。
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緊張のあまり、握った拳の中にじっとりと脂汗をかいていた。
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サウナでじっくり汗をかくと、心身ともにリフレッシュできる気がする。
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標準
to shovel
作例 · 標準
「よし、車が出せるように玄関先の雪をかいてしまおう」
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朝から腰を据えて雪をかかないと、家が埋まってしまいそうだ。
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水路に溜まった泥を大きなスコップでかき出す作業が続く。
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船乗りたちは交代で、船底に溜まった水を懸命にかき出した。
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