糸
し
名詞頻度ランク #5551 · 青空 6956 例
標準
thread
文例 · 用例
天井からは糸ゴムで飛ばす飛行機が六機もブラ下つてをり、机の上には「綴り方教材集」なぞといふ本が置いてある。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
レンコオトも帽子もなく、天鵞絨のズボンに水色の毛糸のジャケツを着けたきりで、顔は雨に濡れて、月のように青く光った不思議な頬の色であった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
恋さまざま願の糸も白きより 古来難解の句と評されており、一般に首肯される解説が出来ていない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
「願の糸も白きより」は、純潔な熱情で恋をしたけれども――である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
例えば藪入やよそ目ながらの愛宕山藪入のまたいで過ぬ凧の糸 など、すべて同じ情趣を歌った佳句であるが、特にその新体風の長詩「春風馬堤曲」の如きは、藪入の季題に托して彼の侘しい子守唄であるところの、遠い時間への懐古的郷愁を咏嘆している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
われの生涯を釣らんとして過去の日川邊に糸をたれしがああかの幸福は遠きにすぎさり小さき魚は瞳にもとまらず。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
一しきり襲い来る雨の足に座敷からさす灯が映えて、庭は金糸の光に満つる。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
作例 · 標準
針に糸を通そうとしたが、老眼のせいかなかなか上手くいかない。
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蜘蛛の糸が朝露に濡れて、真珠を並べたようにキラキラと輝いている。
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「この服、ほつれて糸が出てるよ。ハサミで切っておこうか」
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標準
0.0001
作例 · 標準
「毫(ごう)」の十分の一の単位を「糸(し)」と呼び、極めて微細な量を表す。
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計算の結果、誤差はわずか一糸の狂いもなく正確であることが証明された。
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一、分、厘、毛、糸という風に、単位が小さくなるにつれて世界が細かくなっていく。
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ウィキペディア
糸(いと)とは、天然繊維、化学繊維の両方、もしくはいずれか一方の繊維を平行に引き揃えたもの。多くの場合、撚りをかけたものである。工業的に撚りをかけたもののことを専門的には撚糸(ねんし)という。繊維製品はごく一部のものを除いて糸を原料にして構成される。
出典: 糸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0