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湯治場

とうじば
名詞
1
標準
hot-spring health resort
文例 · 用例
就中、信州の渋とか湯田中といふやうな百姓めいた温泉、言はば「田舎者の湯治場」といつた感じのする所は何より嫌ひだ。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
尤も野州の那須のやうに、温泉場としては、代表的な「田舎者の湯治場」でありながら、自然としては極めて明快な高原的眺望をもつた所もある。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
つまりそれは、田舎の湯治場にみる「賑やかな陰気さ」の反対である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
――心掛の可い、勉強家で、まあ、この湯治場は、お庇様とお出入さきで稼ぎがつきます。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
霜げた若い男が、蝋燭を一束買ったらしく、手にして来たので、湯治場の心安さ、遊山気分で声を掛けた。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
時に真鶴の山中は、当世風の扮装した一のこの旅客を得て、はじめて湯治場へ行く道の、熱海街道となったのである。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
手拭、浴衣を欄干に掛けたは、湯治場のお定まり。
泉鏡太郎 飯坂ゆき 青空文庫
旅の客が湯治場の芸妓を呼んで遊んだが、それがどうした。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
作例 · 標準
怪我の療養のため、山奥の湯治場で静かに過ごすことにした。
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この湯治場は、古くから胃腸病に効くと評判だ。
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「へぇー、ここは湯治場として有名なの? ちょっと行ってみたいな。」
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