空中
くうちゅう
名詞頻度ランク #8033 · 青空 2448 例
標準
(in) the air
文例 · 用例
人間が鳥のやうに、空中を飛翔したいといふ夢の願望。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
ここで聴いたキービッツという若いプリバート・ドチェントの空中電気の講義は始め十人くらいの聴講者がだんだん減ってとうとう二、三人になってしまった、そのせいか数時間でおしまいになった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
高層の風が空中に描き出した関東の地形図を裏から見上げるのは不思議な見物であった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
鷹を貰ってからのことを色々空中に画いてはエクスタシーに耽ったものと見えて、今でもなんだか本当に一度鷹を飼ったことがあるような気持がすることがある、もちろん事実は鷹などかつて飼った経験はないのである。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
この頃活動写真で色々な空中戦の壮烈な光景を見せられる。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
思うに、人事において流行や廃りのある如く、自然においても旧式のものと新式のものが自らある、空中飛行機に駭く心は、やがて彗星を異しむ心と同一であると云えよう。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
色々聞合わせてみてもその現象の記載がどうも要領を得ないのであるが、ともかくも電光などのような瞬間的の光ではなくてかなり長く持続する光が空中の広い区域に現われたことだけは事実であるらしい。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
これに聯関して、やはり土佐で古老から聞いたことであるが、暴風の風力が最も劇烈な場合には空中を光り物が飛行する、それを「ひだつ(火竜?
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫