浮遊
ふゆう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #16546 · 青空 80 例
標準
floating
文例 · 用例
その天空に浮遊するかの如き、嶮にして美なる林道を「天の浮橋」と呼ぶそうであるが、何よりも喬木林の陰森さにおどろかされる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
次には海水自身を区別してその塩分の多少、混濁物や浮遊生物の多少などによっての差を考えねばならない。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
ここまで書いて後にウーファ社の教育映画で海の浮遊生物を写したものを見た。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
その心になるものは通例、顕微鏡でも見えないほどの、非常に細かい塵のようなものです、空気中にはそれが自然にたくさん浮遊しているのです。
— 寺田寅彦 『茶わんの湯』 青空文庫
一きれのいいかおりがきらっと光って霧とその琥珀との浮遊の中を過ぎて行きました。
— 宮澤賢治 『マグノリアの木』 青空文庫
たとえば透明な浮遊生物の映画などでも、考えよう一つであの生物のあるものが人間ほどの大きさをもったダンサーの化け物のように思われて来る。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
多くの浮遊の事実の中から、たった一つの真実を拾い出して、あの芸術家は、権威を以て答えたのです。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
高いリアリズムが、女のこの不埒と浮遊を、しっかり抑えて、かしゃくなくあばいて呉れたなら、私たち自身も、からだがきまって、どのくらい楽か知れないとも思われるのですが、女のこの底知れぬ「悪魔」には、誰も触らず、見ないふりをして、それだから、いろんな悲劇が起るのです。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
作例 · 標準
無重力の宇宙船内では、ペンもノートも空中にフワフワと浮遊していた。
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暗い海の中でライトを照らすと、無数の細かなプランクトンが浮遊しているのが見えた。
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彼女の描く絵画は、現実と夢の間を浮遊しているかのような不思議な感覚を与えてくれる。
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標準
wandering (about)
作例 · 標準
定職に就かず、日本中のゲストハウスを転々と浮遊するような日々を何年も送っていた。
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失恋のショックから立ち直れず、当てもなく夜の街を浮遊するように歩き回った。
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自分の本当のやりたいことが見つからず、色々なアルバイトを浮遊しながら探している。
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