旧師
きゅうし
名詞
標準
one's former teacher
文例 · 用例
この頃になって、自分に親しかった、そうして自分の生涯に決定的な影響を及ぼしたと考えらるるような旧師や旧友がだんだんに亡くなって行く、その追憶の余勢は自然に昔へ昔へと遡って幼時の環境の中から馴染の顔を物色するようになる。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
旧師のストークスもその員に加わっており、わざわざアイルランドから出かけて来たが、会議中ただの一語も発せずに坐っていたそうである。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
そして、旧師に対するような態度がちっともなかった。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
久しぶりに旧師の飛衛を訪ねた時、しかし、飛衛はこの顔付を一見すると感嘆して叫んだ。
— 中島敦 『名人伝』 青空文庫
大津は何と思ったかその旧師を招かなかった。
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
退院まで四十日も掛り、その後もレントゲンとラジウムを掛けに通ったので、教師をしていた間けちけちと蓄めていた貯金もすっかり心細くなってしまい、寺田は大学時代の旧師に泣きついて、史学雑誌の編輯の仕事を世話してもらった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
寺田はまた旧師に泣きついて、美術雑誌の編輯の口を世話してもらった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
この苦境を見るに見兼ねて、もし仕官する希望でもあるならと片肌抜いでくれたのが語学校の旧師の古川常一郎であった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
駅で偶然、学生時代の旧師と再会した。
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卒業して何十年も経つが、旧師の教えは今も心に残っている。
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恩師の退職祝いに、旧師が集まってパーティーを開いた。
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旧師を訪ねて、大学時代の思い出話に花を咲かせた。
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