城代
じょうだい
名詞
標準
chamberlain
文例 · 用例
たとえば城代の顔と二三の同志の顔のクローズアップ、それに第一のクライマックスに使われた「柱に突きささった刀」でもフラッシュバックさせるとか、なんとかもう一くふうあってもよさそうに思われた。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
」 と野中の古廟に入つて、一休みしながら、苦笑をして、寂しさうに獨言を云つたのは、昔、四川※都縣の御城代家老の手紙を持つて、遙々燕州の殿樣へ使をする、一刀さした威勢の可いお飛脚で。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
役向きの事はすべて同役の稲垣に相談して、城代に伺って処置するのであった。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
与力の座を立ったあとへ、城代太田備中守資晴がたずねて来た。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
奥まった所には別席を設けて、表向きの出座ではないが、城代が取り調べの模様をよそながら見に来ている。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
―――――――――――――――― 城代も両奉行もいちを「変な小娘だ」と感じて、その感じには物でも憑いているのではないかという迷信さえ加わったので、孝女に対する同情は薄かったが、当時の行政司法の、元始的な機関が自然に活動して、いちの願意は期せずして貫徹した。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
阿波藩の淡路城代稻田氏が藩から獨立しようとする逆心あると誤解し、阿波直參の士族どもが城代並にその家來を洲本の城に包圍した。
— 岩野泡鳴 『日高十勝の記憶』 青空文庫
板倉重昌憤死之事 江戸慕府へ九州動乱の急を、大阪城代が報じたのは寛永十四年十一月十日の事である。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
作例 · 標準
城主の留守を預かる城代として、彼は一族の命運を一身に背負っていた。
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敵軍の包囲網を前に、城代は降伏か抗戦かの苦渋の決断を迫られた。
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「殿が戻られるまで、この城を死守するのが城代たる私の務めである」
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