老中
ろうじゅう異読 ろうぢゅう
名詞
標準
member of shogun's council of elders
文例 · 用例
左衛門が、T「その連判状が老中の手に入らば」 と声を落して、T「身共は切腹モンじゃ」 其処で喃七兵衛、T「何とかしてその連判状を雲霧の手から奪い取って貰い度い」 と頼む。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
主膳が、T「連判状を老中へ差し出すなぞ、野暮は申さぬ」 と言って、T「その代り」 と詰め寄る。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
」 なりひらが、T「その半分は俺の相棒に渡してな」 と言って、T「俺ァ八ッ時迄には帰るつもりだが」 と尚も、T「若し万一帰れ無かったその時は」T「その連判状を老中へ差し出せと」 えッ、とおどろく左衛門顔色なし。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
それはどうしても老中の許可を得なければならないので、吟味掛りの与力一同からそれぞれに意見書を呈出した。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
そういう稀有の例であるから、老中の方でも最初は容易に許可しそうにも見えなかったが、再三評議の末にいよいよそれを許可することになった。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
一、後々の事は母方の縁辺により、御老中、久世広周殿に御願申上べき事 以上。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
「……のう……一存の取計らいとはいう条、仮初にも老中の許し状を所持致しておる人間じゃ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
大老酒井忠勝、老中松平信綱、阿部忠秋、土井利勝等の重臣、将軍家光の御前で評定して、会津侯保科|正之を征討使たらしめんと議した。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
作例 · 標準
幕府の財政難を立て直すため、やり手の老中が新たな税の改革案を打ち出した。
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外様大名たちの不満が高まる中、老中たちは江戸城内で密かに対応策を練っていた。
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時代劇でよく見る老中は、いつも将軍の斜め後ろで難しい顔をして控えている。
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