礼装
れいそう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
formal dress
文例 · 用例
いつでもちゃんとした礼装をして、頭髪を綺麗に分けて、顔を剃り立てて、どこの国の一流のレストランのボーイにもひけを取らないだけの身嗜みをしていた。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
自分はいつのまにか紋付き袴の礼装をしている。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
これが自分の和服礼装に変相し、婚礼が法事に翻訳されたのかもしれない。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
とにかく、式の始まるまでは、まだ一時間もありましたけれども、斯うにぎやかにやられては、とてもじっとして居られません、私たちは、大急ぎで二階に帰って、礼装をしたのです。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
教会へ行く途中、あっちの小路からも、こっちの広場からも、三人四人ずついろいろな礼装をした人たちに、私たちは会いました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
ところが祭壇の下オーケストラバンドの右側に、「異教徒席」「異派席」という二つの陶製の標札が出て、どちらにも二十人ばかりの礼装をした人たちが座って居りました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
花嫁は裾模様の長い着物を着て、金襴の帯を背負ひ、角隠しつけて、堂々正式の礼装であつた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
そこには本郷座的に礼装した一群が卓を囲んでゐた。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
作例 · 標準
皇室の公式行事では、参加者は定められた厳格な礼装を着用することが求められる。
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結婚式の招待状に「平服で」と書かれていたので、礼装の必要はないだろう。
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彼女は叙勲の式典に臨むため、あつらえた黒留袖を礼装として身にまとった。
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