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駭然

がいぜん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
astonished
文例 · 用例
」 駭然として、「私を。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
駭然として夢か覚か狐子に騙せらるるなからむやと思えども、なお勇気を奮いてすすむに、答えし男急に呼びとめて、いずかたへ行くやと云う。
幸田露伴 突貫紀行 青空文庫
顔の微笑が一かわ一かわ消え往くにつれ、足取も次第々々に緩かになって、終には虫の這う様になり、悄然と頭をうな垂れて二三町程も参ッた頃、不図立止りて四辺を回顧し、駭然として二足三足立戻ッて、トある横町へ曲り込んで、角から三軒目の格子戸作りの二階家へ這入る。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
所謂名流家庭の親たちの中では駭然として或る恐怖を感じたひとびともあったであろう。
宮本百合子 花のたより 青空文庫
その一つ一つを、こんにちわたしたちが民主主義文学運動のなかにもっている諸問題とてらしあわせてよむとき、深い興味があるばかりでなく、むしろ駭然とさせられるところがある。
宮本百合子 あとがき(『宮本百合子選集』第十巻) 青空文庫
「新宿は二十七日っきりだから、浅川だけだね、参拝するなあ」「嬉しいねえ」 年増の女は駭然として「だけど月経がさ」と座りなおしたような声を出した。
宮本百合子 町の展望 青空文庫
そいつを見出した時、僕は駭然とした。
豊島与志雄 故郷 青空文庫
突然、頭の中にぼーっと明りがさしたような気持ちでおれは駭然として立ち止った。
豊島与志雄 失われた半身 青空文庫
作例 · 標準
その光景の凄まじさに、彼は駭然とした。
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魔術師の技に、観客は皆、駭然として見入っていた。
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突然の朗報に、彼女は駭然として言葉を失った。
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「まさか、こんなことが起こるなんて!」と、彼は駭然と目を丸くした。
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駭然(がいぜん) — 幻辞.com