五菜
ごさい
名詞
標準
the five vegetables (garlic chive, Japanese leek, green onion, wasabi and mame)
文例 · 用例
)御医師に逢うて御容態を申し、御薬方を相談し、御菓子御茶二汁五菜の御膳を被下、白銀十枚を被賜。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一食ではない、もとより一日分三度、一汁五菜、二汁三菜位はつけるといふ。
— 長谷川時雨 『北京の生活』 青空文庫
二十年前は二汁五菜を以て盛饌としたりしも、今は之に兼て西洋風の料理を食ふ。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
また同じく金竜山から二汁五菜の五匁料理の仕出しも出て、時の嗜好に投じてか、ひところは流行を極めたものだったが、この奈良茶や五匁の上所へ蒲鉾を納めて名を売ったのが、伊予宇和島から出て来た初代の磯屋平兵衛であった。
— 巷説蒲鉾供養 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
内蔵助は、いい難そうに、「まことに、吾儘らしい申し出でござるが――」「はい」「われら、永年の浪人暮し、粗衣粗食に馴れて参ったせいか、御当家より朝夕頂戴いたしおります二汁五菜のお料理は、結構すぎて、ちと重うございます。
— 吉川英治 『べんがら炬燵』 青空文庫
「それでは、贔屓のひき倒しというやつでござるの」「そうそう、それに、書見のほか、ほとんど身動きもせぬ体じゃ」「ところが、二汁五菜は、太守のお声がかりでござれば、これや、一存で減らすわけにはゆかず……。
— 吉川英治 『べんがら炬燵』 青空文庫
『私どもは、永い間の浪人暮しで、粗衣粗食に馴れて参ったせいか、御当家より朝夕頂戴いたす二汁五菜のお料理は、結構すぎて、ちと重うござります。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
なれど、二汁五菜の膳にせいと云うのは、殿のお声がかりなので、一存に減らすわけにも参りかねる。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
作例 · 標準
昔の文献を紐解くと、五菜は健康を維持するために欠かせない五種類の野菜とされていた。
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畑の隅で、五菜の一つに数えられるニラが青々と元気に育っている。
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精進料理の歴史を調べると、修行僧たちが五菜をどのように扱っていたかが分かる。
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標準
(meal of) five dishes
作例 · 標準
今日のお昼は、主菜に複数の副菜を合わせた豪華な五菜の献立で大満足だ。
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栄養バランスを整えるために、毎食の中に五菜を取り入れるよう意識している。
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旅先の旅館で出された五菜の盛り付けが美しく、箸をつけるのがもったいないほどだ。
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