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薬味

やくみ
名詞頻度ランク #31487 · 青空 111
1
標準
condiment (e.g. grated or chopped topping such as daikon, wasabi, ginger, green onion, red pepper)
文例 · 用例
私は香りを消さぬように薬味の青|海苔を撒らずに椀を重ねた。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
深刻なモラールやフィロソフィーなどの薬味がきき過ぎて、大いに考えさせられたりひどく感心させられたりするようだと、大脳皮質のよけいな部分の活動に牽制されて、泣くことの純粋さがそこなわれることになる。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
話は変わるが、日本では昔から「ものの哀れ」ということがいろいろな芸術の指導原理か骨髄かあるいは少なくも薬味ないしビタミンのごときものであると考えられていた。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
くめ子は苦笑して小女に「うるさいから薬味でも沢山持ってって宛てがっておやりよ」と命ずる。
岡本かの子 家霊 青空文庫
葱を刻んだのを、薬味箱に誇大に盛ったのを可笑しさを堪えた顔の小女が学生たちの席へ運ぶと、学生たちは娘への影響があった証拠を、この揮発性の野菜の堆さに見て、勝利を感ずる歓呼を挙げる。
岡本かの子 家霊 青空文庫
利くものか、と高を括って、お銭は要らない薬味なり、どしこと丼へぶちまけて、松坂で飛上った。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
その間に、棚や、戸棚や抽出しから、調理に使いそうな道具と、薬味容れを、おずおず運び出しては台俎板の上に並べていたお千代は、並び終えても動かない料理教師の姿に少し不安になった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
薬味のさまざまに多いライスカレーをくって氷で冷やしたみかん水をのんで、かすかな電扇のうなり声を聞きながら、白服ばかりの男女の外国人の客を見渡していると、頭の中がぼうとして来て、真夏の昼寝の夢のような気がした。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
作例 · 標準
蕎麦にはたっぷりの薬味を添えるのが好きだ。
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この冷奴には、生姜とネギの薬味がよく合う。
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薬味を色々用意して、鍋料理を楽しんだ。
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