悠然
ゆうぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
calm
文例 · 用例
」と断じて、悠然と引上げ、「ああ、やっぱり、ヒットラーに限る!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
その後から彼が悠然と歩んだ。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
Y君は、持つてゐたステツキを振り上げて、悠然とその犬を撃退してくれたのですが、私は一時、死ぬばかりでありました。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
かくのごとく我儘であるくせにまた甚だしく臆病な彼は、自分で断然年賀端書を廃して悠然|炬燵にあたりながら彼の好む愚書濫読に耽るだけの勇気もないので、表面だけは大人しく人並に毎年この年中行事を遂行して来た。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
S=道場内 用意万端整えて白倉、悠然と進み出る。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
武蔵、木太刀を捨てて塵打ち払い、悠然と立ち出でんとする。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
」と石井翁、一ぷくつけてスパリスパリと悠然たるものである。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
その後から悠然と覆面の右門。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はどんな困難な状況でも、悠然と構え、冷静に対処する。
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大勢の観衆の前でも、彼は悠然とした態度で演奏を始めた。
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社長は、会社の危機に際しても悠然と指示を出し、社員を安心させた。
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