栄転
えいてん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
promotion
文例 · 用例
そうして明治十八年に東京の士官学校附に栄転するまでただの一度も帰省しなかったらしい。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
その父が東京のドイツ語学校の主事として栄転して来たのは、夫人の十七歳の春であった。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
後年私は、新聞紙上で、軍人や官吏が栄転するたびに、大正何年組または昭和何年組の秀才で、その組のトップを切って栄進したという紹介記事を読んで、かつての同級生の愚鈍な顔を思い出さぬ例しは一度もないくらいである。
— 織田作之助 『髪』 青空文庫
内約的に栄転的転封を約したのであろう。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
彼は去年法学士を授けられ、次いで内務省試補に挙げられ、踰えて一年の今日愛知県の参事官に栄転して、赴任の途に上れるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
この家もむかしから凶宅だといわれていたが、わたしが多年住んでいるうちに何事もなく、家はますます繁昌して今度も栄転することになった。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この話は、最近大尉に昇進して、高田の防空飛行隊附に栄転した義兄川村国彦中尉ではなかった川村大尉からの知らせだった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
近く孟買に栄転する筈の、神戸|駐紮仏国領事などもその一|人で、この人は今だに領事館に電話を引かうとしない。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は努力が実り、念願の栄転を果たした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
上司から突然、「君に栄転の話がある」と告げられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
部署異動は伴うものの、今回の栄転はキャリアアップの絶好の機会だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite