左遷
させん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #36257 · 青空 80 例
標準
demotion
文例 · 用例
また映画ではここでびっこの小使いが現われ、それがびっこをひくので手にさげた燭火のスポットライトが壁面に高く低く踊りながら進行してそれがなんとなく一種の鬼気を添えるのだが、この芝居では、そのびっこを免職させてそれを第二幕の酒場の亭主に左遷している。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
名古屋の支店へ左遷されたのである。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
大鏡で概略は覗へるが、世の中は先づ以て平和で、藤原氏繁盛の時、公卿は栄華に誇つて、武士は漸く実力がありながら官位低く、屈して伸び得ず、藤原氏以外の者はたまたま菅公が暫時栄進された事はあつても遂に左遷を免れないで筑紫に薨ぜられた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
尤も徳川方の御用歴史家なんか此の移封を以て一種の左遷と見做し、神君を敬遠したるものとして秀吉に毒づいて居る。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
「わしは左遷せられて往くところだ、何もない、宥してくれ」 盗賊は目をぎらぎらと光らして言った。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
黄衣婦人 唐の柳宗元先生が永州の司馬に左遷される途中、荊門を通過して駅舎に宿ると、その夜の夢に黄衣の一婦人があらわれた。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
仙洞がまだ御位におらせられた永保の初めに、国守の違格に連座して、筑紫へ左遷せられた平正氏が嫡子に相違あるまい。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
君達がなにもしないでその通りでいれば、いわゆる「雪は秦嶺に横たわり、雲は藍関を擁する時」(韓愈左遷の詩・王維)に至って長嘆息して万事休すになるのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不祥事の責任を取らされ、地方支社へ左遷された。
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左遷された部長は、以前にも増して仕事に打ち込んだ。
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能力のある人が左遷されるのは、組織にとって大きな損失だ。
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