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世間

せけん
名詞頻度ランク #2594 · 青空 16883
1
標準
world
文例 · 用例
何も記者が簡単に云へるものと考へてゐるとは思はないけれど、それを一般世間が可なりオーム返しに信じたりする風景は、なさけなく思はれるのである。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
斯の如き男にとつて、世間は荒いか、さもなくば衒学的に思はれたであらう。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
ところが世間が、不景気だ、ボヤボヤしてはゐられないと云へば云ふ程、インテリにとつてその世間たるや住みにくい世間となる。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
衣食住さへ足りれば好い連中が、不景気のために一層意志的となり、それが世間一般の主調である場合、常識はまた一層のさばるのである。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
さうなると、インテリはインテリらしくあればある程世間の前では阿呆らしい存在となつて来るのである。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
そして、その空気が、インテリに適してゐるとゐないとに関らず、つまり、世間が観念を必要としようとしまいと、例へば芸術といふものは、観念に依存した事であるといふのである。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
彼は、学問にも世間常識にも煩はされてはゐない。
中原中也 草野心平詩集『母岩』 青空文庫
僕なぞまだ何処にも発表しない頃のことだし、何れ高森の方が早く所謂詩壇に出るのであらうと思つてゐたが、游牧記の後では、石川道雄主宰の半仙戯、其の後は友野代三主宰の童説といつたあまり世間の表てに顔を出したがつてゐない雑誌に発表するだけで、一向に其の他に発表はしたがらないのであつた。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
作例 · 標準
彼は世間に馴染めないと感じていた。
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もしバレたら、世間はどう言うだろうか?
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長年の隔離の後、彼はついに世間せけん)に戻った。
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