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人目

ひとめ異読 じんもく
名詞多音語頻度ランク #16862 · 青空 1983
1
標準
(public) notice
文例 · 用例
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
人目を忍び、露見を恐れ、絶えずびくびくとして逃げ回っている犯罪者の心理は、早く既に、子供の時の僕が経験して居た。
萩原朔太郎 僕の孤独癖について 青空文庫
私が山王山を知つてから、いづれも生活の敗残者であらう、この森の中で、首縊りが二人ばかりあつた、人目を避けるに、都合がいゝとは言ひながら、不思議なことに、死ぬ人は原始的に安息な自然を選ぶ、川や海に身を投げる人と森の中で縊る人と。
小島烏水 亡びゆく森 青空文庫
そのころは既に広重の出世作、『東海道五十三次』(保永堂板)は完成され、葛飾北斎の『富嶽三十六景』が、絵草紙屋の店頭に人目を驚かしていたのであるが、その地図にある定火消屋敷で、広重が生れ、西の丸のお膝下で、名城と名山の感化を受けていたのだと思うと、晩年に富士三十六景の集作があったのも、偶然でない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
彼は、細君の大きな腹の中に七人目の子供を見た。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
人目の子供を産むために、下の児を連れて県病院の施療病室にいる女房は?
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
しかし、はじめは人目に付きやすい処に立ててあるのが、道路改修、市区改正等の行われる度にあちらこちらと移されて、おしまいにはどこの山蔭の竹藪の中に埋もれないとも限らない。
寺田寅彦 津浪と人間 青空文庫
三人のプレイが素人目に見てもそれぞれちゃんとはっきりした特徴があって面白い。
寺田寅彦 ゴルフ随行記 青空文庫
作例 · 標準
人目を忍んで、二人は深夜の公園で密かに会っていた。
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あまりに派手な格好をしていると、街中で人目を引いてしまうよ。
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人目が気になるからといって、自分の意志を曲げる必要はない。
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