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傲慢不遜

ごうまんふそん
形容動詞
1
標準
haughty
文例 · 用例
十五年といふひどく永い年月、ひた隠しに隠してゐたところを見ると、さすが傲慢不遜の名匠も、くろうと政治家の無意識な軽蔑の眼つきにやられて、それこそ骨のずいまでこたへたものがあつたのであらうと、そぞろ同情の念の胸にせまり来るを覚えるのである。
太宰治 津軽 青空文庫
かれは先年団十郎が大阪梅田の劇場に乗込んだときに、先輩の団十郎に対してすこぶる傲慢不遜の態度があったのみか、舞台の上で団十郎と顔をあわせることを拒んだ。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
此の傲慢不遜は少しも氏を知つてゐるものには腹を立てる事が出来ないばかりでなく、非常に滑稽に思へるのはその為めであります。
伊藤野枝 妾の会つた男の人人 青空文庫
以前の教え子で、始終この教師から、やれ従順でないの、態度が傲慢不遜だのと言われていた、謂ゆる利口な生徒や頓智のきく学生が、この旧師の気の毒な境遇を知ると、中にはいろんな必要な持物まで売り払って、さっそく彼のために義捐金を集めた。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
痩せ男はこの着物の中に、傲慢不遜なあぐらを掻くと、恬然と煙草をふかし始めた。
芥川龍之介 着物 青空文庫
「被告人は庄司利喜太郎が隠して居る書類を出せ、小塚検事を呼べ、又は通信を不許可にするは不都合なり、損害を賠償せよと怒号し、傲慢不遜の態度を以て裁判長に対し、且つ不敬の言辞を弄して罵詈し、怒号止まず。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
それは女を征服した男の態度よりも、もつと傲慢不遜なものに、それはつまり信子が眼中にないといふ様子に見えた。
坂口安吾 決闘 青空文庫
魔王が天国から堕落して以来、わしより傲慢不遜な人間が此世にゐたとは信じられぬ。
LA MORTE AMOUREUSE クラリモンド 青空文庫
作例 · 標準
新任の部長の傲慢不遜な言動は、すぐに社員たちの不満を買った。
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傲慢不遜な態度で接すると、相手に良い印象は与えられない。
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彼は、自分だけが正しいと信じる傲慢不遜な人間だった。
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