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鴻毛

こうもう
名詞
1
標準
something extremely light
文例 · 用例
生命を軽んずること鴻毛のごとく、約を重んずること鼎に似たり。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
しかも彼等は封建精神の衣鉢を襲いで、国王を彼等の生れながらの主として尊敬し、国王のためには身命を鴻毛よりも軽しとした。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
生命を鴻毛の軽きにするのもここからだが、印度人の自然への執着の強さに比して日本のは何と変った獲物であろうか。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
時代の背景が自ら当時の役者をして、一死を鴻毛の軽きに比せしめ得たのである。
吉野作造 蘇峰先生の『大正の青年と帝国の前途』を読む 青空文庫
獨臨大義棄之輕於鴻毛矣。
西郷隆盛 遺篇 青空文庫
奈良朝においてすでにしかり、平安朝以後において、勇悍にして武を練磨し、その主すなわち「頼うだ」人のためには命を鴻毛の軽きに比し、忠実に奮闘してひたすらその名を惜しむというがごときいわゆる武士道は、ひとりこの東人の間においてのみ望むべかりしなり。
喜田貞吉 武士を夷ということの考 青空文庫
したがって智略勝れて仁慈の念に富む天孫民族の性質も無論受けておりましょうし、武勇勝れて向う意気の強い、然諾を重んじて君の御為には生命を鴻毛の軽きに比するという、武士道的な先住民の性質も受けております。
喜田貞吉 特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ 青空文庫
――使者にも遠路大儀であった」 信長のことばに、「微身、鴻毛の一命を賭し、天下のおん為めぞと、身に過ぎたるお使いに立ち、計らずも、ありがたき御承諾のおことばを賜わりまして、長途の艱苦も打ち忘れ、何やら身もうつつか夢かと疑われて、ただ欣し涙のみこぼれて参りまする」 と、光秀は平伏して答えた。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
彼にとって、その程度の苦労は鴻毛ほどにも感じられなかった。
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偉大な人物の生涯に比べれば、私の悩みなど鴻毛に等しいものだ。
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その重圧も、彼の強靭な精神の前ではまるで鴻毛のようだった。
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2
標準
feather of a large bird
作例 · 標準
鷹が飛び去った後、風に乗って大きな鴻毛が舞い落ちてきた。
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古代のシャーマンは、聖なる鳥の鴻毛を儀式に用いたという。
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子供は森の中で見つけた美しい鴻毛を大切に持ち帰った。
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