詩論
しろん
名詞
標準
essay on poetry
文例 · 用例
もし相手がやはり詩人である場合は、随分容易に話が通じ、又互ひに利するのかも知れませんが、今の所私は、詩論といふものは殆んど無益だと諦め切つてゐる有様です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
色々と詩論は毎月の雑誌にも現れてをりますが、此の雑誌に訳載中のアランの論文と、それからこれは直ちに詩論と呼べる限りのものではありませんが、フィードレルの芸術論、まづまづ此の二つが此の数年来に読みました詩論の中で心に残つたものであります。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
超現実派の詩論なぞも読んでをりますが、そして所々非常な卓見にも遭遇しますが、要するに読んだ後では「今時誰も結論には到達しないのだ」といふ何時も乍らの呟きを繰返さなければならない始末です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
Je me suis dit : Laisse,Et qu'on ne te voie.qu'on ne te voie !!! ―――――――――― 以後出来る限り、僕は詩論の断片をお送りします。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
実際にも芭蕉は、句作以外にも多くの俳論や散文を書き、俳人と詩論家の両面を具えていた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
一方で蕪村は、単なる日常書簡集の外、全く詩論らしいものを書いていない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
僕は今迄、自分の書いた詩論や感想が、他から誤解されたことがしばしばあつた。
— 萩原朔太郎 『常識家の非常識』 青空文庫
今日一派の有力なる詩論は、毅然として「自由詩は詩に非ず」と主張してゐる。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
作例 · 標準
現代詩に関する彼の詩論は、多くの文学者に影響を与えた。
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この雑誌には、有名な詩人による詩論が掲載されている。
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彼は学生時代から、熱心に詩論を読み込んでいた。
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ウィキペディア
『詩論』 とは、ホラティウスの詩についての論文。紀元前18年頃に書かれた。
出典: 詩論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0