秘鍵
ひけん
名詞
標準
hidden mysteries
文例 · 用例
一字に千理を含み、即身に法如を証す」(秘鍵)といっておられますが、これによって呪の意味をご理解願いたいと存じます。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
ここにこの問題に関する事実の真相を明らかにすべき秘鍵が存するのである。
— 喜田貞吉 『道鏡皇胤論について』 青空文庫
今回の新発見の如きも、或いは宮殿建築と寺院建築との推移上、幾多の問題を解決すべき秘鍵を与うるものであるかもしれぬ。
— 喜田貞吉 『法隆寺再建非再建論の回顧』 青空文庫
則ち是の時に當りて、政府の樞機は軍事を心軸として囘旋するが故に、政治問題の秘鍵を握るものは亦軍事當局者なりと推定するも可なり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
則ち是の時に当りて、政府の枢機は軍事を心軸として囘旋するが故に、政治問題の秘鍵を握るものは亦軍事当局者なりと推定するも可なり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
主家存亡の秘鍵を握るこけ猿の茶壺を、眼の前に見ての活躍ですから、そのすごいったら――。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
運命の秘鍵を動植物の細胞に求めんとした。
— 前田普羅 『普羅句集』 青空文庫
而して弘法は如何にしてこの美麗なる眞理を學得したるか、予は熱心に之を知らんと欲するも、未だその要を得ず、されども予は切にその實際を發見するの目的を以て歴史的秘鍵を得て、この搜索を遂げんことは最必用なる攻究なるべきを信じて止まざるものなり。
— イー、エー、ゴルドン 『弘法大師と景教との關係』 青空文庫