忌々しい
いまいましい
形容詞
標準
annoying
文例 · 用例
すると間もなく、彼の全集が出ると聞いて、喜んだことは勿論ですが、却て忌々しい気もしました。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
この忌々しい病気の為に、過去に僕は幾人かの友人を無くしてしまい、愛する人を意外の敵に回してしまった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
父のその様子を、小初は気の毒な儚い気持ちで見送ったが、結局何か忌々しい気持になった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
――鉄橋からの墜落、雪の中の歩哨、爆弾戦、忌々しいメリケン兵などが彼等の前に立ちふさがっているばかりだった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
そんなことを迂濶に口外すれば宇三郎ばかりでなく、第一にわが身の上が危ういから、藤吉は忌々しいながらも我慢するよりほかはない。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
しかもこれらのあまりといえば変化のなさすぎるような心の印象の後には、何か忌々しい動揺が起ろうとしているように思えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」「否、可厭な風が吹いたんです……そして、其の晩、可恐い、氣味の惡い坊さんに、忌々しい鉦を叩かれましたから……」 唯吉は、思はず、乘かゝつて居た胸を引く。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
「忌々しいではありませんか。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
作例 · 標準
「ちっ、またエラーか。忌々しい……」と彼はモニターに向かって毒づいた。
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大事なプレゼンの日に限って電車が遅れるなんて、本当に忌々しい。
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忌々しい記憶を振り払うように、彼女は強く首を振った。
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ライバル校に一点差で負けたあの試合のことは、今思い出しても忌々しい。
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