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蠅頭

ようとう
名詞
1
標準
small characters
文例 · 用例
殊に原本は十五、六行の蠅頭細字で認めた一年一冊およそ百余|張の半紙本である。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
留学中に余が蒐めたるノートは蠅頭の細字にて五、六寸の高さに達したり。
夏目漱石 『文学論』序 青空文庫
通りかゝりの百姓衆に、棕櫚縄を蠅頭に結ぶ事を教わって、畑中に透籬を結い、風よけの生籬にす可く之に傍うて杉苗を植えた。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
爺さんが北海道に帰ってからよこした第一の手紙は、十三行の罫紙に蠅頭の細字で認めた長文の手紙で、農とも読書子ともつかぬ中途半端な彼の生活を手強く攻撃したものであった。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
旅馴れぬ旅行者のように、早く駅前へ出ようとうろうろする許りである。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
骨はわれわれで拾うから、あなたは家にいてください」 孝助は、そうしようとうなずくと、「それで、お通夜はどないしょう」 と湿った眼で克巳を見あげた。
久生十蘭 ノア 青空文庫
河原に素っ裸の三位を見つけたのは三位の兄の家来である雑役法師で、軍見物をしようとうろうろ出かけた時に偶然見つけたのであった。
第八巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
早く……」 早いとこ、チュウコをしようとうながすその女の手が、俺の膝から股倉にすべってピストルに当った。
高見順 いやな感じ 青空文庫
作例 · 標準
その本は、脚注が蠅頭で読みにくかった。
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古文書の解読は、小さな蠅頭の文字を丹念に追う作業だった。
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彼女は眼鏡をかけ、蠅頭で書かれた楽譜をじっと見つめた。
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2
標準
small profit
作例 · 標準
毎日の蠅頭な利益を積み重ねて、大きな財産を築いた。
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小売業は蠅頭な儲けの連続だが、それが安定した経営に繋がる。
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彼は蠅頭にこだわらず、もっと大きな視点で事業展開を考えていた。
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