洋刀
ようとう
名詞
標準
sabre
文例 · 用例
」「ははあ、幾ら俺が手下を廻すとって、まさかそれほどの事では交番へも引張り出せないで、一名制服を着けて、洋刀を佩びた奴を従えて店前へ喚き込んだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 すると傍から、又その光景を見て居た娘の云ふのには、「その巡査さんがね、洋刀を、カチヤ/\カチヤ/\搖ぶつて笑つて居た。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
あの大掃除の検査の時さ、お巡査様が階子さして、天井裏へ瓦斯を点けて這込まっしゃる拍子に、洋刀の鐺が上って倒になった刀が抜けたで、下に居た饂飩屋の大面をちょん切って、鼻柱怪我ァした、一枚外れている処だ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
まさか、子供を使って、洋刀や空気銃の宣伝をするのではあるまい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
御先祖の霊前に近く、覚悟はよいか、嬉しゅうござんす、お妻の胸元を刺貫き――洋刀か――はてな、そこまでは聞いておかない――返す刀で、峨々たる巌石を背に、十文字の立ち腹を掻切って、大蘇芳年の筆の冴を見よ、描く処の錦絵のごとく、黒髪山の山裾に血を流そうとしたのであった。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
その時に生命と頼むものは、大急ぎで彼女に買集めさした一挺の鍬と、一本の洋刀と、リュックサックに詰めた二つの鍋と、六貫目ばかりの食料だけでした。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
玩具の洋刀を持ち海老しびの竹|屑を持った少年の群は、そこで戦ごっこをはじめた。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
二十四 名は知らず、西洋種の見事な草花を真白な大鉢に植えて飾った蔭から遠くその半ばが見える、円形の卓子を囲んで、同一黒扮装で洋刀の輝く年少な士官の一群が飲んでいた。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
軍隊のパレードでは、兵士たちが洋刀を携えて行進した。
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彼のコレクションの中には、美しい装飾が施された洋刀があった。
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フェンシングの選手が、洋刀を巧みに操って相手と戦った。
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