函人
かんじん
名詞
標準
armorer
文例 · 用例
なりひらが、T「そうよ半分だ」 おいッ大将、T「しかもかんじんかなめのお前さんの名前の処が無えんだよ」 アッ、と驚く左衛門。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
それでは困るから結局かんじんの右の目をもう一ぺん打ちこわして、すっかり始めからやり直すほかはないと思うとはりつめた力が一時に抜けて絵筆を投げ出してしまいたくなった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
「人間、見切りがかんじんです。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
莚包と焼明を持った背の高い男も前岸の方へちらと眼をやって、「そうじゃ、鵜さえうまく使えば、鮎は獲れるに定っておる、鵜をうまく使うがかんじんじゃ」 と、これも顔で笑った。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
人は沢山集まっているけれども、かんじんの家のものが皆殺されてしまったので、どうするにも手出しが出来ない。
— 素木しづ 『惨事のあと』 青空文庫
取りわけ足に幸福のうわおいぐつなんかはいているときは、たれだって、よけい注意がかんじんです。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
「みすみす、じぶんがもっていて、世界じゅうそれをしっているのに、かんじんのわたしが、しらないではすまされまい。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
でも、時計屋は、なにしろ、かんじんな軸うけが、すっかりすりへっているのに、それをあたらしくとりかえて、音楽をもとどおりはっきりきかせるくふうがつかないから、せいぜい、たいせつにあつかっていただくほかはないと、いいました。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
作例 · 標準
中世の戦士は、信頼できる函人の手によって作られた武具を装備していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
博物館で、精巧な鎧を製作した古代の函人の技術に感嘆した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の家系は代々、王侯貴族に仕える函人だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite