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栄達

えいたつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
fame
文例 · 用例
学位を狙う動機がたとえ私利や栄達のためであろうが、ともかくも我邦で一人でも多く学問の研究に志し従事する人が多ければそれだけ我邦の学術は発達を刺戟される。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
しかし、この個人的な経験はおそらく一般的には応用が利かないであろうし、ましてや、科学の神殿を守る祭祀の司になろうと志す人、また科学の階段を登って栄達と権勢の花の山に遊ぼうと望む人達にはあまり参考になりそうに思われないのである。
寺田寅彦 科学に志す人へ 青空文庫
息子自身は頭が好くて、何処へ行っても相当に用いられたが、何故か、一家の職にも、栄達にも気が進まなかった。
岡本かの子 青空文庫
区々たる藩閥の巣窟に閉籠り、自家の功名栄達にのみ汲々たる桂内閣ごときでは、到底、永遠に日本の活力を増進せしめる事は出来ない。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
斯様いう人だったので、若し其儘に歳月を経て世に在ったなら、其の世に老い事に練れるに従って国家有用の材となって、おのずから出世栄達もした事だったろうが、好い松の樹|檜の樹も兎角に何かの縁で心が折られたり止められたりして、そして十二分の発達をせずに異様なものになって終うのが世の常である。
幸田露伴 連環記 青空文庫
すこしずつ危げなく着々と出世して行くお若い人たちのうしろすがたお見送りたてまつること、この世に生きとし生きて在る者の、もっとも尊き御光を拝する気持ちで、昨日は、神棚の掃除いたし、この上は、吉田様の御出世御栄達を祈るのみでございます。
太宰治 虚構の春 青空文庫
幽山に登の興は登つきたる時にあらず、荒榛を披き、峭※を陟る間にあるなり、栄達は羨むべきにあらず、栄達を得るに至るまでの盤紆こそ、まことに欽すべきものなるべし。
北村透谷 三日幻境 青空文庫
帰り来たまわずばわが命は絶えなんを」 わが心はこの時までも定まらず、故郷を憶う念と栄達を求むる心とは、時として愛情を圧せんとせしが、ただこの一|刹那、低徊踟※の思いは去りて、余は彼を抱き、彼の頭はわが肩に倚りて、彼が喜びの涙ははらはらと肩の上に落ちぬ。
森鴎外 舞姫 青空文庫
作例 · 標準
彼は、若い頃から栄達を夢見て、懸命に努力を続けた。
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舞台での成功が、彼女を一躍有名にし、栄達への道を拓いた。
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栄達ばかりを追い求めても、幸せになれるとは限らない。」と、恩師は諭した。
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「あの俳優、最近ずいぶん栄達したらしいね。」「ああ、すごい人気だよ。」
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