富貴
ふうき異読 ふっき
形容動詞名詞
標準
riches and honours (honors)
文例 · 用例
資産も、工場も、大建築も希望も、榮譽も、富貴も、野心もすべての一切を燒き盡せり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
令名を当世に挙げ富貴の生活を為すは人世の最も愉快なるものに相違ないが、予の如き凡人的愉快も又云うべからざる趣味がある。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
神は必しも富貴なる人にのみ愉快を与えぬのである、予一人の愉快のみでない、老いたる父母が予の決心を知って又深く愉快を感じたは疑を要せぬ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
」 中津の仲間の赫富貴は、濁った眼を細めながら、賛成するように頷いた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」眼を細めて賛成した赫富貴が云った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
例によって冒頭には、富貴権勢は幸福の源泉でなくて、かえって不幸の種である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
」「龍虎梅竹、玉堂富貴、ナソレ牡丹に芍藥、薄に蘭、鯉の瀧登りがと云ふと、鮒が索麺を食つて、柳に燕を、倒に懸けると、蘆に雁とひつくりかへる……ヨイ/\と云ふ奴でさ。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
何故かと言へば航海中船の動搖を感ずる事が比較的に少ない爲で、此室を占領する爲には虎鬚の獨逸人や、羅馬風の鼻の高い佛蘭西人等に隨分競爭者が澤山あつたが、幸にもネープルス市中で「富貴なる日本人。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
富貴を極めた生活を送る人々もいる。
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彼らは富貴を追い求めることなく、質素な生活を選んだ。
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古来より、富貴は人々の憧れの対象だった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
富貴(ふき、ふうき) 金持ち、かつ地位や身分が高いこと。 日本の地名 富貴村 (愛知県) - 愛知県知多郡に属した村。現在の同郡武豊町大字富貴。 冨貴 - 現在の同地にある地名。富ではなく冨になっている。 富貴城 - 上記の富貴に存在した城。 富貴駅 - 名鉄河和線・知多新線の駅。 富貴村 (和歌山県) - 和歌山県伊都郡に属した村。現在の同郡高野町富貴。 富貴駅 (新竹県) - 台湾新竹県横山郷にある台湾鉄路管理局内湾線の駅。 富貴 (寄席) - かつて存在した上方落語の寄席。 富貴蘭 - フウランの古典園芸植物としての呼称。 富貴 - オエノングループ・合同酒精が製造販売する清酒・本みりん。 日本人の姓の一つ。
出典: 富貴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0