地位
ちい
名詞頻度ランク #3531 · 青空 4145 例
標準
(social) position
文例 · 用例
既に老いの近づいたヘルンは、自分の死後における妻子の地位を考えた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
だから主觀性のない文學は、私の意味での「詩」でない上に、自分の藝術上の立場として、對蹠的な地位に敵視するものでなければならぬ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
「縁談などの時には、たいてい自分の地位やら財産やらをほのめかしたがるものらしいが、小坂のお父さんは、そんな事は一言もおっしゃらなかった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
相当の実業家らしいのですが、財産やら地位やらを一言も広告しないばかりか、名誉の家だって事さえ素振りにあらわさず、つつましく涼しく笑って暮しているのですからね。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
この金貨のおかげかどうか、お爺さんは、のち間もなく仕官して、やがて一國の宰相の地位にまで昇つたといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
言はゞ我が良人をはづかしむるやうなれど、そも/\御暇を賜はりて家に歸りし時、聟と定まりしは職工にて工場がよひする人と聞きし時、勿躰なき比較なれど我れは殿の御地位を思ひ合せて、天女が羽衣を失ひたる心地もしたりき。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
こういう場合にその同じ部門の専門家が審査員になっていれば、当該方面の文献も手近に揃っており、従って提出された仕事がその方面の領域で占める地位とその幅員も判断されやすい。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
姑にいびられた嫁が後日自分で姑の地位に立った場合には綺麗に昔の行届かなかった自分を忘れてしまうように、自分が審査員になる頃にはたちまち全能の神のような心持になる、ということも全然この世にないとは限らない。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
作例 · 標準
彼は努力の末、社会的に高い地位を築き上げた。
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人は生まれながらにして地位が決まるわけではない。
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その国の王は、絶対的な地位を享受していた。
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標準
position (in a company, organization, etc.)
作例 · 標準
彼女は会社の重要なポストに就き、その地位にふさわしい責任感を発揮した。
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彼は長年の功績が認められ、役員としての地位を得た。
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一度手に入れた地位を手放すのは、容易なことではない。
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ウィキペディア
地位 とは、社会またはその集団の中での身分あるいは立場・処遇・役割のことである。仏教語としての「地位(じい)」は、極めて重要な意味を持っており、菩薩が仏になるためにどうしても経なければならない道のことである。
出典: 地位 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0