徳政
とくせい
名詞
標準
benevolent rule
文例 · 用例
債権無視、貸借関係の棒引、即ち徳政はレーニンなどよりずっと早く施行された。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
徳政は元来仁政に発する一種の社会政策である。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
即ち貝を吹き鐘を敲いて、徳政の令一度発せられるや、貸借はその瞬間に消滅するのであった。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
増大する窮民はその一揆の口実に徳政を称え、亦奢侈の結果負債に窮した幕吏も、此の点に於て相応じたのである。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
義政の時代には、十三度も徳政令を出して居る。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
されば、民政の上にも悪政が続いたが、その著るしいものは徳政である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
徳政は、元来仁政に基づく社会政策であつたが、足利幕府では、その意味が変つて、重税を課せられた窮民が、貝を吹き鐘を敲いて徳政令の発布を幕府に迫り、一切の貸借関係を一瞬にして、無効にさせるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
中には、負債に窮した幕吏が、暗に暴民をそゝのかして、徳政令の発布を幕府に迫らしめるといふ有様で、義政の在職三十年に、徳政令を出すこと前後十三回に及んでゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
昔の賢い王は、民のために徳政を敷き、国を豊かにしたと言われている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
為政者は、常に国民の暮らしを第一に考え、徳政を行うべきである。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その時代の支配者の徳政によって、庶民の生活は安定した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash