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小玉

こだま
名詞頻度ランク #20606 · 青空 65
1
標準
small ball
文例 · 用例
)――施主は小玉氏です、――忘れもしません。
泉鏡花 露萩 青空文庫
そして底の縁に小孔があって、それに細い組紐を通してある白い小玉盃を取出して自ら楽しげに一盃を仰いだ。
幸田露伴 野道 青空文庫
「……諏訪――の海――水底、照らす、小玉石――手には取れども袖は濡さじ……おーもーしーろーお神楽らしいんでございますの。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
その藝しやの名を小玉といつた。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
唯、糸七の遠い雪國の其の小提灯の幽靈のふ場所が小玉小路、斷然話によそへて拵へたのではない、とすると、蛙に因んで顯著なる奇遇である。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
明けていふと、活東の其の柳橋の番傘を隨筆に撰んだ時は、――其以前、糸七が小玉小路で蛙の聲を聞いてから、ものゝ三十年あまりを經て居たが、胸の何處に潜み、心の何處にかくれたか、翼なく嘴なく、色なく影なき話の種子は、小机からも、硯からも、其の形を顯はさなかつた、まるで消えたやうに忘れて居た。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
「でも、妙ね、然ういへば……何ですつて、蛙の聲が、其の方には、こがれる女の小玉だ、小玉だと聞こえたんですつて、こたまだ。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
」 女房のいふことなぞは滅多に應といつた事のない奴が、これでは濟むまい、蛙の聲を小玉小路で羨んだ、その昔の空腹を忘却して、圖に乘氣味に、田の縁へ、ぐつと踞んで聞込む氣で、いきなり腰を落しかけると、うしろ斜めに肩を並べて廂の端を借りて居た運轉手の帽子を傘で敲いて驚いたのである。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
作例 · 標準
子供たちが手で丸めていたのは、粘土で作った「小玉」だった。
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祭りの夜店で、景品として小さな「小玉」すくいが行われていた。
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彼女は指先で、繊細な細工を施したガラスの「小玉」を優しく転がした。
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小玉(こだま) — 幻辞.com